海猿 佐藤秀峰 全12巻
最近読み直してみたんですけど、やっぱり熱いですねこの人の漫画は!
「鬼気迫る」表現をさせたら、有数の作家さんだと思います。
海上保安官となった
仙崎大輔が、危険と隣合わせの仕事をくぐり抜けながら成長し、
ステップアップしていく様を描いています。
アクセントは新聞記者・
浦部美晴との恋愛模様。
しかしこちらも元彼との結婚を取りやめたとか少々重かったり(苦笑)
危機をやっとのことで抜けるのに、不意に「死」がやってきます。
そのタイミングが絶妙で、唖然とすることも多々有り。もちろんいい意味で。
奇麗事を言わせていますが現実を直視することを忘れないのが、
物語へと引き込まれる一因ですね!
このあたりは消防士を描いた同じように熱い漫画曽田正人さんの
「め組の大吾」と違ったところでしょうか。
あっちは奇跡の連続で誰も死ななかったりするからなあ。
もちろんそれはそれで良かったりするんですけども。
また、「ブラックジャックによろしく」とか読んだ後にこちらを読むと、
多少シンプルに感じられました。
だんだんリアクションが激しくなっていくのは仕方のないことなんでしょうか(^^;
ドラマ、映画とメディア展開し、人気が爆発した作品ですが、
それもやはり原作の魅力あってこそだと思います。
一度は読んでおきたい一作でしょう。
最近の作品を読んだ後にまた読み直してみるのもオススメです♪
あ~、
童貞さんざんネタにしてたので、さぞ濃い初体験が?!
なんて期待だけはしっかり裏切られましたっけ(笑)
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